『転生したらスライムだった件⑦』 感想&紹介

 前巻にて魔王クレイマンを倒したことで、新たに魔王の一柱となったリムルでしたが、それによってジュラの大森林全域の支配が認められるようになります。

 それによって各国との新たな関係についても模索していくわけですが、ここで神聖法王国ルベリオスがその対応に頭を抱えることになったわけですね。何しろこの国に所属するヒナタが、一度リムルを襲撃していたからです。

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聖魔対立編

 ちなみにこの神聖法王国ルベリオスを影で治めているのは魔王の一人、吸血姫ルミナスなわけですが、国民はそんなことなど露知らず、比較的平和に生きている国だったりします。というのも吸血鬼が必要とする血液の味は、人間が幸福であれあるほど美味になるので、幸せに生きられるよう秩序が管理されているわけですね。

 ともあれヒナタはテンペストとの全面戦争を避けるためにテンペストに向かうことになります。

 しかし七曜の老師達の画策もあって、ヒナタと聖騎士団はテンペストと戦うことになり、リムルとヒナタも再び一騎打ちをすることになりました。
 魔王となったリムルでしが、一度リムルを負かしたことがあるだけあって、激戦となります。いやー、ヒナタ強い。リムルは辛うじて勝利を収めたものの、そこに七曜が現れます。

 状況的に七曜が真犯人であったとはっきりするわけですが、そこにルミナスも現れて、七曜達を自ら処断します。これによってリムルとルミナスは和解。WEBに比べると、ルミナスの登場が増えており、活躍の場が全体的に増えていた印象でした。

 一方でディアブロが暗躍していたファルムス王国でも決着をつき、ヨウムの即位が決定し、周辺諸国とテンペストの問題は一応が解決することとなりました。ディアブロはディアブロで一度失敗し、落ち込んだりしたりと、完全無欠だけで描かないことで味が深まっていましたね。

色々増量!

 今回の巻でも登場人物がかなり増えています。リムル達が戦った神聖法王国ルベリオスの聖騎士団の十大聖人にいたっては全てイラスト付きという大盤振る舞いです。やはり各キャラクターにイラストがつくと、想像しやすくていいものです。ついでにページ数もかなり増えている印象でした。

 また内容はWEB版から比べると、だいぶん変わってきたようです。大筋の流れは同じなのですが、展開が変わってきているので、ある意味別物になってきたともいえるかもしれません。となると、この先の展開もずいぶん変わっていきそうですね。
 そのおかげもあって、再び新鮮さを味わえるのはありがたいことです。

 今回もシリアスな内容が占めていましたが、次の巻はお祭り準備の話になるので、雰囲気ががらっと変わってまた一読の価値あり、ですね。