ライトノベルの書き方 …というか体験談

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 一度書いてみたいと思っていた内容です。自分自身への備忘録も含めて、ですけどね。

ライトノベルとは何ぞや?

 ラノベラノベとよく耳にしますが、明確にその定義を説明しろといわれると難しかったりします。何となく、漠然と理解しているためですね。というかけっこう曖昧で、明確に定義されているわけではないのだと思います。
 それでもざっくりというならば、比較的若い世代向けの内容で、恋愛、SF、ファンタジーなど何でもござれで、かつ手軽に読めるものである、といったところでしょうか。

 今では色んなレーベルが出ていますが、その初期で有名なものといえば、富士見ファンタジア文庫や角川スニーカー文庫だと思います。私もお世話になりましたし、今もお世話になっています。

どうやって書く?

 こういった小説を読んでいて、自分も書いてみたい! と思われる方はけっこういらっしゃると思います。自分もその一人でした。
 それなら書いてみよう、ということになるのですが、そう思い立っても具体的にどう書き始めればいいのか、最初は検討もつかないと思います。

 この書き方について、世間一般では詳しくまるで教科書のように説明されている本やサイトなど、たくさんあると思います。私の場合は当時そういったものには頼らず、ただひたすらに我流で書いていただけなので、そういった一般的な常識とは乖離があるかもしれませんし、人によっては参考にならないかもしれません。あくまで体験談、そう踏まえて読んでいただければ幸いです。
文章の基本的なルール
 ライトノベルとはいえ、一応小説としての体裁は必要で、これが守られていないと読みにくく、読んでもらえなくなる可能性があります。私の場合はそういったルールを明確に知っていたわけではないので、購読していた小説の体裁に準じるよう心がけて書きました。

 例えば三点リーダというものがありますが、購読できる小説で、これを単体で使っているものは無いはずです。必ず複数で使っています。見比べて、仮に単体で使っているものが自分の書いたものにあれば、すぐに気づくはずですね。
まずは一本書ききる!
 恐らく、これが一番重要だと思います。キャラや世界観、ストーリー……構想しているのは楽しいですが、書かないことには始まりませんし、書ききらなければ書いたことにはなりません。
 どんな素敵なキャラ設定をして、登場人物を考え、複雑な世界観を構築し、ストーリーを練っても、文章にしなければ意味がありません。そして書ききることが、何より重要です。

 下手に最初に構想し過ぎると、初めて文章を書くその腕では収拾がつかない可能性が大です。しっかり書き終えるにはしっかり最初に考えておくべきだ、という意見には賛成ですが、とっかかりとしてはつまずく原因になりかねません。とにかく書くことです。起承転結? そんなものも蹴っ飛ばして、支離滅裂であろうが書いて、書き終えること。これをしないといつまでたっても次のステップには進めないでしょう。

 どんなに考え込んだものでも完成しなければ意味がありませんが、どんな下手糞なものでも完成すれば一定の達成感は得られます。自己満足? おおいにけっこうではないでしょうか。どんなに頑張って書いたとしても、二~三年後に改めて読んでみれば、まあ恥ずかしくて読めたものじゃありません。文章力や構想も大事ですが、それよりも大切なのは最後まで書く能力、だと思います。

 ただしこれはなかなか難しい。プロの作家さんでさえ、長編ともなれば、最後まで書けず、途中で何年も止まっている方などよく見かけます。やはり作品は完結してなんぼ、ですからね。

キャラから作る? それともストーリーから作る?

 どちらからでもいいと思います。ただ私の場合は、キャラから作りました。ストーリーそっちのけで、こんなのがいいな、あんなのがいいかな、と色々妄想したものです。しっかり感情移入できて、作者が好感をもって書けるキャラでなければ、そもそも筆など進みません。自分の中で、キャラは非常に重要な位置づけでした。

 そして不思議なことに、しっかりキャラが立ってくると、後から勝手にストーリーが浮かんできます。二人できればその二人が絡む形で。三人いれば三人が絡む形で、何となく浮かんでくるものなんですね。登場人物をまずしっかり構想すれば、その中にすでにストーリの原案が含まれているのだと、私は思っています。

 もちろん逆からの方法もありです。ストーリを作り、それに合った登場人物を配置する。そういうやり方の方が理路整然として、きっちりいく可能性は高いです。それにキャラが立ちすぎると、のりに乗ってもの凄く筆が進むのですが、当初意図した方向性からずれて勝手にキャラが暴走することも、ままあります。

 私も書いていて、そのせいでよく最初決めていた物語と大きくかけ離れていったことが何度もありました。それはそれでいいことなのですが、修正するのが大変だったりします。ただこういったイレギュラーは、書いていて楽しいことの一つです。

作中に登場する人物の数は?

 少ない方が書きやすいし、まとめやすいです。多ければ多いほど、物語は複雑になりますし、文章量も増えてきます。まとめるのが大変になってきます。私がシリーズで書いている小説は、今でこそ登場人物が多いですが、最初はごく少数で始めました。確かにその方が書きやすく、最後までいけました。
世界観はどうしよう?
 ライトノベルなので、何でもありです。が、簡単なのはやはり現代を舞台にすることです。作者や読者も当然現代に住んでいるので、細かい描写や設定をせずとも、受け入れやすいからです。一方でファンタジーや未来型のSFは、世界観設定がまず難しい。基本、ゼロから作らなければならないからです。私も難しいと感じているせいか、なかなか手をだせずにいます。

 ファンタジーちっくな話も書いたこともありますし、構想もありますが、あくまで現代の過去を舞台にした設定なので、純粋な異世界ファンタジーに関してなかなかうまいアドバイスはできず、もどかしいですね。SFなどは、さらに難しくて……。

 なので私の場合は、舞台は現代。そこにファンタジーちっくな要素(例えば剣や魔法)を入れ込んだ、そういう世界観です。よくある世界観の一つだとは思いますが、書きやすいとは思います。

肝心要のストーリーは?

 これに関しては、私の体験談からはうまくお話できそうもないです。上記にあるように、キャラ設定をしっかりすれば、勝手にストーリがついてくるものなので、どういう発想でストーリを考えるのかと問われても、うまく答えられないのです。強いて答えるならば、キャラをしっかり立てる、ということくらいでしょうか。基本、書きながら考えるタイプだったので(今もですが)、参考にはならないかと……申し訳ないです。

 とまあ、いろいろ書いてみましたが、まずは気の向くまま書いてみることだと思います。書いてみると、色々と問題点が出てくるはずです。それを一つ一つ解決していけば、そのたびに成長していくことは間違いないでしょう。
 がむしゃらに書く。それが案外、遠回りのようで一番の近道かもしれませんね。

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